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2006年11月27日 (月)

日銀、12月利上げは見送る公算

■日銀、12月利上げ見送る公算
日銀の福井総裁は、きょう午後大阪で記者会見し、年内の追加利上げについて、「いかなる時期も、タイミングとして頭から排除しては考えていない。逆に、具体的なタイミングをすでに念頭に置いているということもない。」と述べました(=ロイター)。

これは、つまり、最近の株式市場の下落や、急速な円高を受けて、12月利上げは取り止めとなった可能性が高いことを示しています。

これまで日銀は、12月利上げに向けて、様々な講演などで、市場に織り込ませようとしてきました。
副総裁が講演で、○○と発言した、といった感じのニュースや記事です。

しかし、12月利上げを見越して、株式市場が下落したり、急速に円高に振れたりしたことから、12月利上げは、まずい、という判断をしたのでしょう。

12月が近い今の時期に、具体的タイミングが念頭にないというのは、12月利上げは、なくなったということです。こうしたことから、日銀は、12月利上げを見送る公算とみています。

■ドル急落はモデル系ファンド
ドルは、日本時間の24日夕方から急落を始めましたが、とくに取り引きの少ない時間帯を狙って、チャートなどのテクニカルを重視する海外ファンドが、一挙にドル売りを仕掛けたようです(ロイター通信など)。

前日の11月23日時点で、かなりドル安を示すテクニカル指標がでていました(ご参考:11月23日ブログ記事)ので、ドル売りの余地はある状況だったのです。

今回のドル安は、例えば、ユーロ/ドルの1.30などは、大きな節目であり、この水準を超えた場合は損きりをするという、ストップロスがつけられていたのですが、こうした節目を一挙にドル売りで突破してきました。(ドル/円は116円など)

しかし、円は、ドル以外のおもな通貨に対しては円安傾向で、ユーロ/円は、とうとう152円を超えました。ドルは安いものの、円も安いというわけです。

数円規模でのドルの調整は、しばらくあるでしょうが、本格的なドル安円高トレンドに入るには、まだ早いとみています。
(19:50)

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