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2006年11月30日 (木)

実体超えるユーロ/円の上昇

■ユーロ/円の上昇

これまでのブログで記載していますが、円の異常な状況が対ユーロで爆発しています。

けさフジテレビの「めざましテレビ」でもやってましたが、いいランチを食べると6000円とか。実体を超えてきています。(ユーロ圏の海外旅行者のインタビューです)

この機会にヨーロッパと日本を考えてみますと、ユーロ高でも、ベンツやブランド品を買う人は、少々割高でもあまり気にしません。このあたりは、ヨーロッパの強みです。やはり、デザイン力とかブランド力は、為替レートに対して、一定の抵抗力を持っているでしょう。

また、逆に、ユーロ圏向け輸出で大もうけしている日本企業もあるでしょうけど、対アメリカ輸出のように目立ちません。ソニーとかは、欧州向けもありそうです。

ユーロ高は、実体を超えてきていますが、かといって為替レートが、すぐ実体にあわせるということがないのも常識です。実体を超えたからすぐ戻るとか、そういうことは全く関係ありません。

このユーロ/円の状況を観察してわかりますのは、将来大幅な円安が起きた場合、小金持ち以外、日本人は気軽に海外旅行が楽しめなくなり、海外の輸入品も高くてなかなか買えなくなるということを示しています。円安が広範な通貨に及び、対ドルでも円安になりますと、これまでのように円の力を利用することは全くできなくなります。

通貨当局は、自国通貨高を抑制する介入では、いくぶん成果をあげますが、自国通貨安を支える介入は、極めて難しく、ほとんど成果をあげていません。

まさに、フジテレビの旅行者のインタビューのように、海外のランチが6000円とか、今では考えられないような状況が固定化しても、どうしようもないわけです。

円安は、これまで好意的にみられてきましたが、悪い円安が進みますと、ここ30年ぐらいの間に日本人が経験したことがない、いわばありえない状況が起きる可能性があることを、今回のユーロ/円の上昇(=円安)は示しています。

広範な円安に近い状況がみられますが、円は、現状のドル安に救われるという、皮肉な状況となっています。

資産対策

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2006年11月29日 (水)

「日本国破産」の行方は・・・

日本国破産や、円の暴落に関する書籍が、最近、本屋などでよくみられます。

私の見方としましては、少し時間はあるという考えです。

課税の強化や、100年国債など、まだ回避の方法は、いろいろあるからです。

しかし、最近の対ユーロでの円安でみられますように、金利が異常に低い円を持ちたくないというのは、自然な流れです。

ドルは、暴落がこわいものの、実質マイナス金利の円もいやだ、というわけです。

日本のいびつな状況が反映されているのでしょう。

日銀も金利を上げたくても、経済が弱いため、さっさと上げることができません。

やはり、日本の財政状況が、不可逆的な債務の膨張過程に既に入ってしまったのは、事実だとおもいます。

数年前に、某財務大臣(当時)の講演を聞いたのですが、2010年ごろに債務膨張のピークがくるようです。

よくみる人口爆発のグラフと同じようなもので、止められる時期は、もう過ぎてしまったとみています。

極度に悲観的ではないものの、何らかの大きな政策変動がいずれはあるというのが、私の見方です。

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自民党の復党問題は・・・

■気づく有権者
自民党の復党問題がこのところクローズアップされています。
このブログでは、あまり政治のコメントはしないのですが、前回の選挙で小泉チルドレンに投票された方は、こうした政治の本音に不馴れでいらっしゃったのかもしれません。

ここにきて、ご自身の投票はいったいナンだったのか?と思われる方が多く、安倍政権の支持率低下にもあらわれています。
安倍首相にすれば、自分が蒔いた種ではない、小泉前総理時代の問題に対応せざるを得ないのは、まさに「遺憾」でしょう。

有権者も、自己責任ですので、ここにきて気づいたというのは、小泉前政権をよく観察していなかったということにならざるを得ないでしょう。
(7:50)

2006年11月28日 (火)

経済変調、気にする日銀

■日銀の資金供給
このところ、日銀の資金供給オペがみられます。これは、明らかに株式市場の下落などを気にしたものです。
市場との対話を重視するということですが、12月の利上げは、市場は織り込んでいないことから、12月利上げを断行すると、かなりネガティブな反応がでそうです。

日銀としては、欧州で円建ての低利住宅ローンがでるほどの状況を、すこしでも早く改めたいでしょうから、12月の利上げをしたいのは、本音でしょう。
当然ながら、ゼロに近い金利は、異常です。

為替市場では、ユーロ/円が152円後半まで進んでいます。
金利の低い円を売りたいものの、対ドルではドル暴落が怖いということで、欧州通貨に円売りの矛先が向かっています。

ゼロ金利をはじめたはよいが、このいびつな状況は、今後どう収拾されるのでしょう・・・。
  

2006年11月27日 (月)

日銀、12月利上げは見送る公算

■日銀、12月利上げ見送る公算
日銀の福井総裁は、きょう午後大阪で記者会見し、年内の追加利上げについて、「いかなる時期も、タイミングとして頭から排除しては考えていない。逆に、具体的なタイミングをすでに念頭に置いているということもない。」と述べました(=ロイター)。

これは、つまり、最近の株式市場の下落や、急速な円高を受けて、12月利上げは取り止めとなった可能性が高いことを示しています。

これまで日銀は、12月利上げに向けて、様々な講演などで、市場に織り込ませようとしてきました。
副総裁が講演で、○○と発言した、といった感じのニュースや記事です。

しかし、12月利上げを見越して、株式市場が下落したり、急速に円高に振れたりしたことから、12月利上げは、まずい、という判断をしたのでしょう。

12月が近い今の時期に、具体的タイミングが念頭にないというのは、12月利上げは、なくなったということです。こうしたことから、日銀は、12月利上げを見送る公算とみています。

■ドル急落はモデル系ファンド
ドルは、日本時間の24日夕方から急落を始めましたが、とくに取り引きの少ない時間帯を狙って、チャートなどのテクニカルを重視する海外ファンドが、一挙にドル売りを仕掛けたようです(ロイター通信など)。

前日の11月23日時点で、かなりドル安を示すテクニカル指標がでていました(ご参考:11月23日ブログ記事)ので、ドル売りの余地はある状況だったのです。

今回のドル安は、例えば、ユーロ/ドルの1.30などは、大きな節目であり、この水準を超えた場合は損きりをするという、ストップロスがつけられていたのですが、こうした節目を一挙にドル売りで突破してきました。(ドル/円は116円など)

しかし、円は、ドル以外のおもな通貨に対しては円安傾向で、ユーロ/円は、とうとう152円を超えました。ドルは安いものの、円も安いというわけです。

数円規模でのドルの調整は、しばらくあるでしょうが、本格的なドル安円高トレンドに入るには、まだ早いとみています。
(19:50)

日本株は自然体へ

■ようやくの自然体
2005年後半以来、世界的な過剰流動性の影響で大幅に上昇し、その後下落してきた日本株が、ようやく自然体に戻ろうとしています。
これまでの上昇や、下落は、いわばミニバブルと、その崩壊。まだ日経平均は高いものの、東証2部や店頭市場での調整はかなり進み、7割ぐらい下落した株式もみられます。

これまでのように、理由のつかない株価には触れたくはないのですが、本格的な秋の訪れとともに、よい小型株で、かなり割安だなあ、と思う企業の株式がみられるようになってきました。

特に、貸し出し金利の上限をもうけようという気運から、下落が激しかった、その他金融の小型株などは、不人気な今からが、よい投資の機会であろうとみています。

■ユーロ上昇
ユーロ/ドルが1.31を超えています。暴騰に近い為替レートです。
ドル/円は、これに足並みをそろえて115円前半です(ドル安)。
先週からドルの調整が続いています。
(ご参考:11月23日ブログ記事)

個人的には、先週から、ドル買いポジションがとても小さいので、さらに大きく動く場面があれば、ドル購入を少し試みようと思います。追随はお薦めしません。個人的な対応です。
ドルの調整は、しばらく続きそうです。
(8:00)

2006年11月24日 (金)

イラクでテロ、160人以上死亡

■イラクで大規模テロ
ロイター通信によりますと、イラクの首都バグダッドのイスラム教シーア派居住区「サドルシティー」で23日、6台の自動車が爆発し、警察によると160人が死亡、257人が負傷しました。

感謝祭にあわせた今回のテロは、かなり大規模なものです。
このところ、中央銀行のユーロ買いだけにしては、奇妙なユーロ/ドルの上昇が続いていましたが、こうしたテロのニュアンスを感じた向きが、知り得た情報をもとにユーロ買い、ドル売りを進めていたのでしょう。やはり現地で直接知り得る立場の人はいますから。

戦争や、大規模テロの前などには、ごく少数の現地情報を得た者が、為替や株式の売買を進めることがあり、奇妙な値動きがみられることがあります。
(ご参考:11月16日ブログ、最後のあたり)
今回も誰かがユーロを買っているな、という感じがありました。

それにしましても、中東の問題は、なかなか解決しません。
王侯諸国が、民主化が進むと自分の国に飛び火して困るので、水面下で武装勢力などの支援を行なっているという見方もあり、複雑な状況です。
(9:20)
 

2006年11月23日 (木)

円売りポジション調整継続

■久しぶりの116円台へ
ドル/円は、下落を拡大し、116円後半となっています。

ユーロや、GOLDが対ドルで上昇するという動きが続いていましたが、これがドル/円にも波及してきました。
通貨は、ドルと非ドルにわかれますが、ユーロや、GOLD(通貨に近い)などの非ドルが最近大幅に上昇する中(ドルは弱い)、ドル/円は、それほどでもありませんでした。
(ご参考 11月2日 金価格の上昇に要注意 11月3日 GOLD上昇、警戒信号)

今回、こうした動きがどのような結果になるのか注視していましたが、遅れてドル/円のレートに影響するという、これまで同様のパターンでした。かなりタイムラグがありましたので、果たしてどうなのか、少し懐疑的でもあったのですが、やはり影響してきました。
GOLDは、11月初旬から対ドルで上昇し、まだ630ドル前後でうろうろしています。
また、昨日のNY市場で、スイスフランが多くの通貨に対して上昇したのが目に付きました。

こうした点を考えますと、数円規模のドル/円の調整局面という見方ができます。
短期的シグナルも、ドル下落を示しています。

ドルホルダーの方は、しばらくの間の調整に合ったポジションが無難かと思います。
個人的にも、かなり少なくしています。

しかし、何年にも及ぶ本格的なドル下落局面の入り口は、まだ少し先とみています。
(8:50)

2006年11月22日 (水)

シリアとイラクが国交回復へ

■シリアとイラク、26年ぶりの国交回復で合意(=ロイター)
アメリカの意図としましては、何とかイラクを軌道に乗せたいという考えがあるようです。

これまでは、イランとシリアは、対イスラエルなどで、アメリカ側とは事実上の敵対関係でありました。しかし、最近のアメリカの意図は、イラクとイランの関係を改善し、今回さらにシリアとの関係も改善して、イラクの安定につなげようというものです。

シリアとの関係改善は、少し以前までは考え難いのですが(シリアが「武装勢力」を支援しているといわれる事情から)、何としてもイラク問題を改善したいというアメリカの意図が強いことが伺われます。

こうした変化のもとで、不安を募らせているのがイスラエルです。
緊張の緩和のもとで、イランなどが国力を高め、イスラエル攻撃能力を高めることになりますと、大きな脅威であるためです。

イスラエルが何か緊張緩和を逆戻りさせる行動にでるのか、あるいはアメリカの抑制が効いてイスラエルは静観するのか、このあたりが今後の焦点となりそうです。

■日銀が資金供給オペ
日銀がきょう午前中に市場への資金供給を行ないました。
株価の下落に日銀が配慮している姿勢が感じられます。
きょうの株価上昇には、日銀の姿勢をみた反応もあると思います。
しかし、これで簡単に上昇に転換するとは考えにくく、ここは、割安になった小型株を購入するのが得策とみています。
(18:30)

2006年11月21日 (火)

株安に対する尾身発言

■尾身財務相の発言
このところの日経平均1万6000円割れで、尾身財務相が「全体の経済のファンダメンタルズは順調だ。(=ロイター)」と発言しています。
これは、株式の下落時に、いつもよくある発言です。

しかし、これは全く逆で、株価が下落するからファンダメンタルズが悪化してゆくのであり、ファンダメンタルズが順調だからといって株価が戻るわけではありません。
株価の下落が景気を悪化させるのです。

今回の株価の下落は、日本の株式市場が自然体に戻る課程です。
これまでも見解を示してきましたが、去年後半の上昇は、世界的な過剰流動性によるミニバブルであり、日本経済が強くなったから株価が上昇したのではありません。
(ご参考:4月21日ブログ 「東京製鉄、経常減益2割」ほか )
産油国の株価が、この時期に上昇し、その後下落したのと全く同じ図式です。

しかし、最近の調整で、ようやく本来のバリューを重視できる状況に戻りつつありますので、まともに経済を見る方々にとりましては、正常な状況に戻ってきたといえそうです。
(16:00)

2006年11月20日 (月)

G20閉幕

■メルボルンG20閉幕
20か国の財務相・中央銀行総裁が参加し、メルボルン(オーストラリア)で開催されたG20では、世界的なインフレリスクについて認識が一致。為替の柔軟性については、中国の名指しが今回はなくなりました。

一方で、FRBのバーナンキ議長は、アメリカのみの状況について、インフレリスクはあまり高くないという認識を示したようです。

G20に対する思惑から先週末は、円高が進んでいましたが、けさは、大きく窓を開けて円安での取り引きスタートとなっています。

■カナダ駐韓大使が北朝鮮に強い申し入れ(=ロイター)
カナダの駐韓大使が、北朝鮮の核問題で、北朝鮮に対して強い申し入れを行なったということです。
カナダが今こうして動くのはなぜなのか?
アメリカの動きに先立つものなのか、独自の動きなのか、よくわかりませんが、少しひっかかるニュースです。
(8:50)

2006年11月18日 (土)

G20控え、神経質な動き

■外国為替市場は神経質
メルボルンのG20を控え、神経質な状況の中、エネルギー関連の大手ヘッジファンドが巨額損失をだしたという噂が市場をかけめぐり、上昇基調にあったドルは下落。

UAEアラブ首長国連邦の総裁が、ユーロはいずれドルをしのぎ、国際主要通貨になる、(=ロイター)と発言したことや、中欧の中央銀行がドルを売っているという観測なども影響しました。

ヘッジファンドの噂は否定されたようですが、情報の確実度は、よくわかりません。

短期的なシグナルでは上昇を示していたドルですが、こうした思惑で上昇を抑えられました。
神経質な動きはあるでしょうが、本格的な下落トレンドに入るのは、まだ少し先とみています。

■ダウ上昇続く
あまり目立ちませんが、NYダウの上昇が続いています。
民主党が中間選挙で議会の過半数を占めたことで、クリントン政権時代の政策の連想で、IT関係の企業の株式が再び注目されています。
ヒラリー・クリントン氏(民主党)が次期大統領になる可能性は、大いにあるとみられますので、こうした流れはしばらく続きそうです。
ただ、ITと言いましても、中身が伴わない企業に、値上がり期待で投資するのは、どうかと思います。
くれぐれも中身と、しかも良い配当があれば、という観点が必要と思います。
(8:50)

2006年11月17日 (金)

ドルが強い傾向

■ドル強含み
欧州通貨全般に対して、ドルは強い傾向を示し始めました。
ドル/円の短期シグナルも、一転して上昇(ドル高)を示しました。

昨日書きましたユーロも、対ドルで、ようやく下落の傾向がでてきました。

ドルにつきましては、調整をはさみながらも当面堅調とみていて、本格的な下落トレンドは、まだ少し先であるという認識です。
(10:50)

2006年11月16日 (木)

日銀、12月利上げの地ならし進める

■福井総裁の会見
日銀の福井総裁は、きょうの会見で利上げについて「いかなるタイミングも排除しない」と述べました。
利上げスタンスは、これまでと同じで、ゆるやかな上昇となるニュアンスです。

以前、ある日銀の支店の支店長宅でホームパーティーがあったのですが、受付案内係、料理用意係、会費係、とすべて職員の役割が決まっていて、寸分狂わない見事な進行でした。

日銀は、このように事前に準備してのぞむ組織であることに加えて、特に福井総裁となってからはマーケットとの意思疎通を重視する姿勢のため、突然利上げをするということはありません。

その前に、総裁の会見や、副総裁の講演などで、12月利上げに前向きなコメントが相次いで、12月の利上げ当日は、市場の誰もが利上げがあるだろうと思うように運びます。

最近の日銀関係の発言をみますと、12月利上げ方針は、ほぼ間違いないでしょう。
利上げ幅は、0.25%と、緩やかなものになるはずです。

■ユーロの動き
ユーロ/ドルは、短期的な自然な流れでは、1.28を割ってくる感じなのですが、1.28近辺では、誰かがユーロを買っているようです。ユーロ比率を増やす中央銀行か?あるいはイランなどか?
ドルが強くなっている欧州通貨もでてきたのですが、ユーロ/ドルは、何となく不自然な感じです。
(21:00)

2006年11月15日 (水)

ドルの対欧州通貨安は一服か

■ユーロ下落
・これまで強く上昇してきたユーロの対ドルでの上昇に一服感がでています。
しかし、上下に変動が大きいため、手を付けにくいという感じです。
短期的なテクニカル指標は、ユーロの下落(=ドル上昇)を示しています。
(英ポンドはテクニカルとテロ警戒で少し事情が違います)

しかし、わかりにくいことに、ドル/円では、円高ドル安の指標がでています。
世界的な通貨取り引きの規模でみますと、ドル/円よりもユーロ/ドルの方が規模が大きく、重要なのですが、ドル/円でのねじれた指標が何を示しているのか、すぐ消えるのか、あるいはユーロ上昇の際にそれほど円が上昇しなかったので、その分、これから円が上昇するということなのか、どちらかは1日・2日見ないとわかりません。

ただ、これまでの見方のとおり、短期的調整は別として、本格的なドル安トレンドに入るのは、まだ少し先であるとみています。

■欧州の住宅金利、4.3%に
欧州中央銀行の発表によりますと、欧州圏の住宅ローンの金利が上昇を続け、4.3%となりました。
ECBの政策金利上昇によるものです。

欧州のオーストリアなどでは、円建ての住宅ローンが低金利で人気を集めているということです。
日本では、そもそも発想段階で外貨建ての住宅ローンなどは考えにくいですが、欧州の金融は一枚上手のようです。

■米国・セントルイス連銀のプール総裁講演
ロイター通信がプール総裁の講演内容を伝えています。
おもな内容は、雇用統計の修正は意外であったこと、雇用の伸びが鈍化することになれば、これがトレンドなのか、景気後退へのサインなのか、FRBは判断する必要がある、というものです。

この発言で、利上げ停止が続くという観測からドルは一時売られました。

また、住宅に関連しましては、FOMCは、住宅市場に特段の注意をはらっている、住宅契約のキャンセルが増えてきている、としていて、代金支払いの優遇措置や、家具購入手当てなどで建設業者が購入者に大幅に譲歩しているため、正式な統計以上に住宅価格が低下している可能性がある、という見解を示しています。

住宅に関しましては、グリーンスパン前議長の見解のように、現在が最悪期とみていますが、既に底にきているという判断から、今の時点で、過度の悲観論をもつのはどうかと思います。

■米・10月卸売り物価(労働省)
10月の卸売り物価指数(PPI)は、ー1.6%となり、2001年10月にならぶ大幅下落。
原油や天然ガスの下落で、エネルギーがー5.0%となり、大きな変動要因となりました。
乗用車もー2.3%の下落です。
食品・エネルギーをのぞくコアは、ー0.9%です。

アメリカでのエネルギー価格の影響の大きさを感じることができます。
足元での景気の減速も示しています。
(10:00)


2006年11月14日 (火)

GDP受け、金利上昇

■金利が上昇
朝の7ー9月期のGDPが年率2.0%の伸びとなったことを受けて、金利が上昇。
11:25には、債券価格の下落=金利の上昇で、東京金融先物で緊急証拠金制度が発動されました。
GDP好調で、以前のブログで書きましたが、12月の0.25%利上げを日銀が行なう見通しが意識されました。

このため、金利の上昇で、外為市場では円が買われました。

■アルカイダが核技術取得めざす
ロイター通信によりますと、英政府高官が記者団に対して、アルカイダが核関連技術の取得をめざしている、と述べました。

英国では、テロへの警戒が強まっています。
西側諸国でのテロ警戒で、ドルは軟調、ユーロが強い傾向です。
ただ、ドルの調整はあるものの、まだ本格的なドル下降トレンドには早いとみています。
(18:50)

2006年11月13日 (月)

韓国が10億ドル買い介入

■韓国が10億ドル買い介入(ロイター)
韓国の外為当局が総額10億ドルのドル買い介入のもよう、とロイター通信が伝えています。
韓国ウオンは、対米ドルで下落。

■安倍首相、解散発言にとまどい
自民党の青木幹雄参院議員会長が参院選で与党が過半数を割った場合に、衆院解散で民意を問うべきだと講演で述べたことについて、安倍首相は解散は「今はまったく考えていない」と否定したと、ロイター通信が伝えました。

今こんなことを言われても首相も困るでしょうね。青木氏の真意はよくわかりません。

■ドイツIFO経済研究所のジン所長(ロイター)
スイスSonntags Zeitung紙とのインタビューで、ドイツ経済は今後数年間は雇用創出が続くが、労働市場は低賃金国からの長期的な脅威に対処する準備ができていないかもしれない、と述べました。

この話は、ヨーロッパの構造問題が、容易に解決しないことを示しています。
中国などの低賃金国との競争が、今後激化するという見方で、ヨーロッパはこれに対処するすべをまだ備えていないということを示唆しています。
(20:25)

2006年11月11日 (土)

英国商社系ヘッジファンドの元本確保型

■ロンドン証取上場のファンド会社

有名な大手ヘッジファンドは、投資元本を確保するファンドを年に数回出しています。

元本確保型は、ゼロクーポン債などの部分が元本を確保し、その他の部分が積極運用される手法が基本スタイルです。
すべての元本が積極運用されるわけではないため、リスクをとって高パフォーマンスを満喫したい方には不向きですが、このファンドは元本確保型とはいえ、期待収益率は1割以上ですから、パフォーマンスが低いともいえません。

運用手法は、フューチャーなどのロング・ショートのプログラム売買です。

通貨は、通常、ドルとユーロの両方がありますので、可能でありましたら、半々の保有がリスク回避には有利と思われます。また、将来、日本の国家破産などで、円が暴落していれば両方正解ともなります。

今後は、ドルは当面堅調のあと、2・3年の中には、かなり下落するのではないかとみていますが、将来的には再び対円では上昇する(というより円の下落)ことになると思いますので、途中に目をつぶるとしましたら、結局まずますではないでしょうか。(2006年11月時点)

ユーロは、各国中央銀行の外貨準備への組み入れで、その分のインパクトはあり、またユーロ圏の拡大が、今後も進むとみられます。

しかし、世界の優秀な頭脳、企業がニューヨークなどアメリカに集中する傾向は今後も続くとみられますので、ヨーロッパは、アメリカほど強くはないと思います。
優秀なファンドマネージャーは、個別の事情は別にしまして、傾向としては、やはりロンドンよりニューヨークの方が多いことが実感されます。

個人的には、ドル不安が繰り返し言われましても、極端なドル不安説とは距離を置きたいです。

基軸通貨のドルが良いか、ユーロが良いかは、片方だけ選択する場合は、まさに自己責任です。
一方で、日本の国家破産などがありましたら、両方正解となり、その確率もかなり高いように思われます。

英国系商社ファンド情報に関心のある方は、HP「お問い合わせ」をご活用下さい。無料です。

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『ヘッジファンド購入法の誤解』 2007.1.20.http://blog.mag2.com/m/log/0000218003/108155991.html?c=mon

『コンピューター自動売買システムとは・・・』 2007.1.27.http://blog.mag2.com/m/log/0000218003/108179125.html?c=mon

『海外投資と為替レート』 2007.2.03.http://blog.mag2.com/m/log/0000218003/108205748.html?c=mon

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2006年11月10日 (金)

英国にテロ懸念

■英国にテロ懸念
・英国のメディアが、英情報機関の責任者が、9日の講演で、英国内で30に上る大規模なテロ計画が進められていると指摘した、と伝えています。

イスラム系英国人の自爆テロが懸念され、情報機関が監視を強めているということです。

■米・中間選挙で上院も民主党が過半数
ラムズフェルド国防長官の辞任を発表したブッシュ大統領は、今後、民主党が優位な議会を無視するわけにはいかず、イラク政策を軟化するとみられます。
このまま推移すれば中東の緊張は軟化するはずですが、GOLDの上昇(英国テロ懸念が理由とみられます)にもみられますように、必ずしも単純ではないようです。
(17:10)

ユーロ強い

■ユーロ強い
ロイター通信が伝えた発言2つ。

「外貨準備を分散させる明確な計画がある。」中国人民銀行 周総裁

「もし経済がわれわれのシナリオ通りに進捗していることが確認されれば、われわれはすみやかに利上げを行なうだろう。」日銀 岩田副総裁

ドルは朝方では、対円で117.90前後で、あまり弱くないものの、多くの欧州通貨に対して弱い傾向です。
ユーロ/円や、ユーロ/ドルは、一段高い水準までの上昇を伺っています。
また、原油や金も対ドルで上昇しています。

このため、短期的には対円でもドルが弱くなることが警戒されます。
117円前半で買ったドルを、少し117.90で減らしました。
ただ、本格的なドル下落はまだ先とみています。
(8:00)

2006年11月 9日 (木)

ラムズフェルド国防長官が辞任

■ラムズフェルド国防長官が辞任
アメリカのブッシュ大統領は、イラク戦争をめぐって最大の推進者とみられていたラムズフェルド国防長官の辞任を発表しました。後任は、元CIA長官のゲイツ氏です。

ラムズフェルド長官はイラク戦争の象徴でもありましたので、米国民のイラク戦争に対する疑問に対応せざるを得なくなったわけです。

アメリカのイラク政策が軟化し、中東情勢が緩和するのではないかという期待からドルは上昇。
(10:20)

2006年11月 8日 (水)

日銀福井総裁の発言は・・・

■ドル/円は朝方117.60前後に戻す
日銀福井総裁の発言は、かなりタカ派的であり、12月に0.25%の追加利上げを行なう可能性があります。
ロイター通信が伝えた一問一答によりますと、国の財政の正常化には時間がかかると指摘したうえで、「一方、金融政策は今後5年以上長い期間をかけて正常化をはかっていくものではない。経済・物価に見合った均衡の取れた金利水準に、それほど極端に長い時間をかけずに近付いていく必要がある。」
「フォワードルッキングで景気の波を小さくする。」と話しています。

しかし、ドル/円のレートは、日銀の政策に対して一時的に反応するものの(昨夜は117.20まで)、大局的にはFRBの金融政策の影響を受けますので、一時的な備えは必要ですが、大きな流れは変化しないとみています。まだドルが本格的な下落トレンドに入るのは早いという見方です。

■中間選挙
アメリカの中間選挙がようやくやってきました。
これが過ぎますと、アメリカの株価の上昇が始まるという経験則があります。
昨夜もトール・ブラザーズなど住宅会社の利益水準が厳しいことが示されましたが、住宅バブル問題は織り込み済みでありますので、米国株は上昇しています。

NYダウ 12156.77ドル(+51.22)
ナスダック 2375.88(+9.93)

■オーストラリア0.25%利上げ
政策金利が6.25%となりました。中央銀行のアドレスはプロフィールから入るか、「にこたま投資コンシェルジュ」で検索して頂ければごらんになれます。(リンクはしていませんのでご了承下さい。)

※また、HPの中でご紹介していますが、ヘッジファンドのご相談や、購入サポートを正規代理店を通して当面無償にてお受けしています。

2006年11月 7日 (火)

グリーンスパン前議長、長期金利低下は永続せず

■FRBのグリーンスパン前議長が語る
ロイター通信によりますと、グリーンスパン前議長が、長期金利を低くしてきた要因として共産主義崩壊や中国の世界経済への統合を指摘したうえで、そうした要因は一時的な事象であって永続しない、との見方を示しました。(チャールズシュワブ主催の会合:ロイターより)

米国債などの長期物の金利をみますと、数年の期間にわたって低下トレンドが続いていて、この理由として、高齢化による債券投資への需要増加などがあげられていますが、相関関係は、よくわかりません。

グリーンスパン前議長は、共産主義系諸国が西側経済に統合される課程で低価格製品が世界に供給され、インフレが抑制されたことが、金利の上昇を抑制しているとみているようです。

グリーンスパン前議長は、これは永続的ではないという見解で、今後は金利が上昇し、インフレリスクがでてくるということをいっているのでしょう。
(10:20)

2006年11月 6日 (月)

夕方にドル上昇

■ドル118円30銭超
ほとんどの欧州通貨に対してテクニカル的に上昇を示していたドルは、対円でも上昇。
テクニカル指標では、ドルは上昇を示していますが、さて今後は・・・。
このまま118円半ばを上回りますと、ドルは上昇トレンドに入る可能性があります。
戻れば、またレンジ的な動きです。

米・中間選挙まで、もう少し。
はやく中間選挙が過ぎて欲しいものです。
(19:00)

2006年11月 4日 (土)

すっきりしないドル高

■すっきりしないドル高
米雇用統計は、非農業者部門雇用者数の伸びについて、9月を5万1000人から14万8000人に修正したことや、時間あたり賃金が16.91ドル(前月16.85ドル)と上昇傾向を続けていることからドル高に作用し、ドル/円は118円台を回復。

米国景気堅調=雇用・時間あたり賃金上昇=インフレ=金利上昇見込み=ドル高です。

10月は9万2000人(予想12万5000人)と低い数字でしたが、また上方修正されるだろう、という感じです。

シカゴのIMM通貨先物は、円のショートポジション(ネット)が10月24日の13万7290枚から、10月31日の5万9600枚へと大幅に減少し、円売りポジションの整理が進んだことを示しています。

ここまでは、すっきりするのですが・・・

116円半ばで目先の底を確認した形ですが、すっきりしないのは、GOLDの上昇と、サウジ株価指数の3日間で10%超の下げです。世間でよく言われるドル安要因は、あまり気にかけないのですが、金価格の動きには要注意です。

個人的には、118円台でドル買いポジションを少し軽めにし、11月7日の中間選挙を無事に通過するか見ようと思います。
(8:30)

2006年11月 3日 (金)

GOLD上昇、警戒信号

■GOLD上昇に警戒
ついに620ドルを超えてきました。
中東の株価下落とともに、要注意です。
金価格上昇にあわせたモメンタム系のファンドが買っているようですが、有事に備えた対応が必要です。

このところ、ユーロの上昇が目立ちます。
有事に備えたドル売り、ユーロ買いが行なわれているようです。
株式・為替ともに、短期的に大きく変動するリスクがあります。
(8:30)

2006年11月 2日 (木)

サウジなど株価大幅調整

■サウジなど中東株が大幅調整
ここ3日間で1割前後の大幅調整が起きています。
10月29日から11月1日までの3日間で、サウジアラビアの株価指数は1割前後下落しています。
また、ドバイの株価指数も、1割に近い下落となっています。
ほかの中東諸国の株式市場も、おおむね似たような動きです。
(エジプトは、直近あまり変化ありません。)

こうした中東の株価は、FRBの金利引き上げで、世界的な過剰流動性が吸収される過程で調整するのがセオリーで、現に昨年終盤から今年初めにかけて、各国とも相次いで下落を開始したのですが、ここ3日間の動きは、かなり急で、何か中東で起きようとしているのかもしれません。

ドルについては、FRBの利上げサイクルとの時間的なずれがあることから、本格的な下降トレンドは、まだ先とみていますが、中東で何かあったときに対する備えは必要な感じです。
(14:30)

金価格の上昇に要注意

■GOLD619ドル(NY)に
NYの金価格の終値は619.30ドル(+12.50)。
その後の時間外取り引きでは、やや下落して615〜616ドルぐらいですが、ここまで上昇してきているのは要注意です。

アメリカのスノー報道官が、シリアとイラン、ヒズボラが、レバノン政権の転覆を準備しているという主旨の声明をだしています。
イスラエルとエジプトの状況に加え、中東に不穏な雰囲気がでています。

ただ、原油や銅は上昇していませんので、まちまちの動きですが、中東有事でのドルへの影響は備える必要がありそうです。

ただ、中期的には、ドルが本格的な下落トレンドに入るのは、まだ先とみています。


■NYダウ50ドル安
こうした不透明感や、米国景気について弱めの指標がでたことから、ダウは下落。
ナスダックも32ドル余り下げています。
(11:40)

2006年11月 1日 (水)

ドル調整続く

■ドル/円は116円後半から117円ちょうど
NY時間に米国の消費や製造業の弱い指標がでて、ドルは下落。

10月30日のブログで、ユーロ/ドルが短期トレンドを突き抜けていると書きましたが、この突き抜けが作用することとなりました。ユーロ/ドルは上昇。

GOLDも606.80ドル(12月限)となっており、高い水準のままです。
なかなか下がりません。

円が高いという感じではなくて、ドルが主要通貨に対して弱い感じです。
中間選挙をひかえ、イスラエルとエジプトの緊張が高まる中では変動が大きい展開が依然続きそうです。

■ダウ・ナスダックは小動き
ダウ 1208.73(−5.77)
ナスダック 2366.71(+2.94)

(7:20)

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