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2006年8月31日 (木)

長短金利と景気

ドル/円は、一時的にもう少し円高に振れるかと思いましたが、116円半ばで反転し、117円に戻っています。

きょうの為替王ブログをみて思い出したのですが、以前、なぜ長期金利と短期金利が逆転すると景気が悪くなるか、聞いたことがあります。
通常は、長期の貸し付けの方が、様々なリスクがある分、金利がそれなりに高いのですが、時として、この長短金利が逆転することがあります。(長短金利水準のグラフの、イールドカーブについて様々な報道がみられる時です)
足元で金利が引き上げられると、短期金利はすぐ反応するのですが、長期金利は反応しにくかったり、先に金利が引き下げられることを見越したりして上昇しないで、長短金利が逆転することがあります。

逆転は、景気悪化の予兆としてみられることが多いのですが、その仕組みについて、海外ファンドマネージャーは次のように説明しました。
金融機関は、短期で資金を調達し、長期で貸し付けをして利ざやを稼いでいるのですが、これが逆転してしまうと逆ざやになるため、貸し出しを抑制しようとします。
金融機関の貸し出し姿勢が厳しくなると、景気にも悪影響がでてくるという話でした。
簡単な話ではありますが、説明を聞かなければ、なかなか考えない話です。

きょうで8月は終了です。今朝は、また円が全面的に安い状況ですが、9月はどうでしょうか。
個人的には、ドル暴落は、まだ少し先という見方で、来年に注意という考えです。

2006年8月30日 (水)

ドルが少し弱い傾向

米ドルが南ア・ランドなどに対して少し弱い傾向を示しています。
ゴールドは上昇していませんので、ドルが対円などで大きく下げるような状況ではありませんが、ドルが目先少し下落する可能性はありそうです。

ユーロは150円に到達しました。個人的には、既に148円の後半でおりていますが、すごい水準だという感じです。理由はいろいろあろうかと思いますが、以前から150円を予想していた数人の方は立派という感じです。
ヨーロッパの景気は、今年春ごろには、かなり強気の話が聞かれたのですが、このところ、ややトーンダウンしています。
しかし、この為替レートの水準に対して、ヨーロッパ関係から何ら批判するコメントが聞かれないのが非常に興味深いです。
ヨーロッパの足元の景気が良いからなのか、春に無茶な口先介入をしていた方々も静かなようです。
普通は、この水準には文句を言うと思いますが。
(8:50)

2006年8月29日 (火)

日米の金融当局、自然体強調

日米の金融当局が、為替は市場が定める、とか、G7(4月)どおりに対応とか、発言しています。
去年12月のドル急落の少し前も、ファンダメンタルズを反映しているとかいう話で、方向感を失い、ハシゴをはずされた感じがしたあと、ドル急落となりましたので、少し注意が必要な気がします。
金融当局は、ハシゴをはずすのが絶妙ですので、こうした発言を真に受けるとハシゴをはずされるケースがあります。ここから1週間ぐらいは、要観察です。

ハンガリー国立銀行が利上げ。0.5%引き上げ、政策金利は7.25%に。
(7:45)

2006年8月28日 (月)

円全面安

日本の利上げは遠のいたとの観測から海外勢が117円でもドル買い、円売りを積極的に行っています。消費者物価の上昇が鈍いことから、日銀は利上げを行えないだろうという見方です。
かなり円売りの力は強そうです。今年ほとんど利益を出せていないヘッジファンドが、ひと勝負かけるような感じです。
個人的なポジションは、117円台で一部利益確定したドル/円のロング継続で、引き続き金利差を享受する姿勢です。ユーロを売りにゆく勇気まではありません。
レンジでありますと、また114円ぐらいに戻るはずで、これをメインに想定していますが、このまま円安という流れもありそうです。

気になりますのは、シカゴIMMのポジションです。円ショートが非常に積み上がっていて、何かの拍子で、ポジション解消の円買いとなる可能性があります。
新興国通貨に対してドルはしっかりしているため、急変のリスクは現状では比較的小さいとみられますが、円安の流れに乗るのと同時に、円高のダメージを小さくする備えも常に必要です。

ロイター通信が、韓国・国防相が国会で北朝鮮が核兵器1〜2個を保有と答弁、また、イランがペルシャ湾でミサイル発射演習、ウランの濃縮停止拒否、と伝えています。日本のメディアでは、あまり目立ちませんが、大きいニュースです。

最近のニュースをみて、ある取り引きのアイデアを思い付き、実行する準備を進めています。
(8:20)

2006年8月25日 (金)

ドル/円がレンジ上限に

ドル/円は、117.20前後まで上昇。(18:30)
日本の消費者物価指数の上昇幅が小さかったことから、欧州勢が円を売っています。
レンジの上限まできていますので、ここはセオリーどおり一部利益確定して、さらに上昇すれば残りの利益が増え、下落すれば一部を買い直せるようにしました。
太っ腹の方は、そのまま継続ですね。私はそれほどではありませんので・・・。
(18:40)

市場は小動き

市場は小動きの状況が続いています。
NZD/円は、下落するかと思われましたが、12:20現在、しっかりしています。
NZDとは個人的にあまり相性が良くないため、傍観しています。
ユーロ/ドルは少し下げてきています。ここからどちらに行くか観察中です。ユーロ/ドルが下がれば、大体いつもドル/円は上昇します。

去年秋のドル/円の上昇は、海外勢の中に大口のドルショート派(米国経常赤字の増大などを懸念)もいて、こうしたドルショート派に対して日本の個人投資家がドルロングで利益を出したようです。
今年の場合、ポジションが積み上がっているユーロロング=ドルショートのヘッジファンドが負けることがあれば、日本の個人投資家にチャンスがあるかもしれません。
(12:30)

2006年8月24日 (木)

ヘッジファンドの今後の動きは

ヘッジファンドといっても、いろいろありますが、5月を乗り切ったところも、今年はあまり儲かっていないようです。
米利上げ停止の少し前あたりから、ユーロ/ドルのロングに賭けているところも多いようです。

しかし、異常なユーロロングは、短期的に、いずれ反動が来るでしょう。
このままユーロが上昇せずに下落に転じますと、仮に秋ごろに反対売買でポジションを解消し、損失をだすファンドがでることも考えられることから、株式などにも影響がでてくるはずです。リスク回避のため、買いポジションを縮小して株価が下落すると予想できます。
へッジファンドが現状で日本株に売りを仕掛けているという話はあまり聞きませんから、ポジションの縮小は株式の売り要因とみられます。

とはいいましても、ユーロを売りに行く勇気もなかなか持ちにくいのが正直なところです。
大御所の海外ファンドマネージャーらもユーロに強気な方が多く、私としましてはドル暴落は、まだ少し先の話であるという見方から、ユーロを売るよりも、ドル/円ロングポジションの維持に努めています。
(17:30)

2006年8月23日 (水)

残暑の中、小動き

為替相場は、小動き。ユーロはもう一度1.29トライがあるのかどうか。個人的には、異常に積み上がったユーロロングが近いうちに崩れるのではないかとみています。
ドル/円ロングで金利差を享受する姿勢を継続しています。ユーロ/円は高所恐怖症でやめました。
持っていませんが、ポンド/円の水準も少しすごいな、と思います。まだ踏み上げがあるのかもしれませんが、ちょっと正当化できないレベルではないでしょうか。
(14:40)

2006年8月22日 (火)

ユーロが再び上値トライも

ユーロ/ドルは、再び上値トライし、1.29を突き抜けましたが、再び1.28台に戻りました。
最近上値トライが続き、戻されるパターンが多く見受けられます。上に突き抜けると怖い感じもしますが、いつも押し戻されています。
個人的には、ユーロの上昇は限定的とみていて、ユーロ/円のロングポジションも148円台で早くも解消しました。もう少し上がりそうな気配はあるのですが、これぐらいで解消です。かといって、売りにいく気もいたしません。

ドルが多くの通貨に対して立ち直っています。ドル高のニュアンスが感じられます。
(9:00)

2006年8月21日 (月)

イスラエルが停戦中も空爆

イスラエルがレバノン停戦発効後にかかわらず、ヒズボラに対して空爆を行っています。
中東の停戦は、あまり守られない(参照:8月15日ブログ記事)というパターンどおりの展開ですが、このところ原油とゴールドが対ドルで落ち着いていますので、ドルは傾向として強いようです。
一部新興国の通貨も、再び対ドルや対ユーロで下落していて、主要通貨が強い傾向になってきているようです。

短期的な要因としましては、中国の利上げやミシガンの指数(米景気減速傾向)が、ドル/円にドル安・円高要因としてやや影響している感じです。ただ、米景気は方向としては減速ですが、急激な減速とまではいえないとみています。

ところで、IMMをみますと、ユーロやポンドなどの買い持ちポジションが、対ドルで大きく膨らんでいます。反対の動きがどこかで起きることが予想されます。注意して観察する必要がありそうです。
(8:00)

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2006年8月18日 (金)

米ABCテレビ、北朝鮮が地下核実験準備と報道

アメリカのABCテレビが、米政府高官の話として、北朝鮮が地下核実験を準備中と伝えています。
ドル/円の115円前半から後半への戻しに影響しているようです。
(9:20)

2006年8月17日 (木)

アメリカの消費者物価予想下回る

アメリカの7月の消費者物価は、プラス0.2%にとどまり、予想を下回ったことからドルは弱含み。
しかし、アメリカでは賃金インフレが着実に進んでいることから、いずれインフレが顕在化するという見方に変更はありません。
賃金インフレは、各種インフレ指標の中でも、最もタチが悪いといいますか、影響が大きいものです。

こうしている間にも対円での金利差が享受できますので、それで十分だと思います。

アイスランドとノルウェーが政策金利を利上げ。世界的な金融引き締め局面が進行中です。
(9:50)

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2006年8月16日 (水)

ドル/円はレンジか

ドル/円は、114円から117円前後でのレンジ傾向が強くなっています。
今回の上昇は、116円後半でとりあえず一服か、117円まであるのかは微妙なところです。
ここは、引き続き金利差の享受で模様眺めが良い方法です。

ところで、オセアニア通貨が対円で上昇しています。
オーストラリアドルは、89円が上限だろうとは思いますが、うかつに売って損失を被るのは避けたいところです。まだ世界的な過剰流動性が残っているため、すぐに下落とはいかなかったのでしょう。
長期的にはオセアニア通貨には弱気です。
(10:40)

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2006年8月15日 (火)

ブログ再開です。

☆☆きょうからブログ再開いたします☆☆

8月上旬には、アメリカFRBの利上げ停止で、ドルの暴落が心配され、ドルロングの私は、冷や冷やしましたが、その後、見通しどおりにドルが上昇、継続していたドル/円のロングは、結果的に金利差を享受できました。ユーロ/円も順調です。

NZD/JPYの売りポジションは、円高が進んだ際に決済しましたので、NZDの上昇に巻き込まれずに済みました。しかし、FRB利上げ再開となれば、いずれNZDの上昇は続かないとみています。

レバノンの停戦は、金融市場にもリスクプレミアムの縮小傾向に作用しているようです。
しかし、中東の停戦は長く続かないのも、これまでのパターンですので、あまり楽観もできません。
ゴールドが620ドル付近の水準に下がっているのは、ドルの強さを示しています。

株式は、一時的に上昇することはあっても、いずれ9月から12月の間に調整があるとみています。
世界的な過剰流動性の収縮が原因で、ドバイの株式市場が少し早く去年11月から、サウジやエジプトもこれに続いて今年年初にかけて株式が下落する流れがはっきりしており、この流れが世界的に大きく反転することはないとみています。
これまでのFRBの利上げが、作用しているわけです。日本株もFRBの金融政策の影響を受けることになります。

米国株には、この秋の下落が良い購入のタイミングと思われます。
来年には、ドル高からドル安に転換するタイミングですが、株式は為替より変動が大きいので、外国人投資家が円安時に為替リスクをとって日本の輸出企業株を買うのと同様に、日本からの米国株への投資は良いと思います。
しかし、方向としては景気下降が意識される状況ですので、セクター選びは、反発期待が大きい株式と、ディフェンシブな株式との組み合わせが良いと思われます。
(7:45)

2006年8月 1日 (火)

ドル/円は114.60前後

昨夜、114円を切るかという水準までいったドル/円は、9:30現在114.60前後。
これで反転するのか、まだあるのかどうか。
ドル/円とユーロ/円のロングは、小さいポジションで継続中です。
NZDの下落は鈍くなってきました。

株式は、これまでどおり弱気継続です。

ところで、きょうから8月15日までこのブログを一時お休みにします。夏のスケジュールがいろいろあって、少し時間がとれないためです。FOMCはどうなるか、関心が高い時期ですが。15日から、また通常どおり再開いたします。
(9:40)

☆☆次回ブログは8月15日以降の更新となります。☆☆

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