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2006年5月31日 (水)

バーナンキ議長に朗報?

アメリカの財務長官にゴールドマンのCEO、ポールソン氏が決まったことで、FRBのバーナンキ議長は、やはり、今後やりやすいでしょう。金融に関しての基本理解の摺り合わせが不必要となり、利上げにも理解を得やすいのではないでしょうか。株価の下落は、アメリカの金融引き締めに株価が反応しているとみています。

NY為替市場、大荒れ

昨夜のNY市場は大荒れとなりました。
アメリカ財務長官にゴールドマンのCEOということで、ドル高政策への期待からドルが急速に上昇したものの、関係者からドル安の通商政策を連想させる言葉が相次いでドルが一転して下落、その後少し戻すという展開でした。ストップロスは上下とも、ほとんどつけてしまったようです。
財務長官人事の消化にはもう少し時間がかかりそうです。(9:00)

2006年5月30日 (火)

次期財務長官にポールソン氏有力

アメリカ政府は、スノー財務長官の辞任を発表する予定となっていますが、後任には、ゴールドマン・サックスのポールソンCEOが就任する見通しが強まっています。
これまでは、元商務長官が有力視され、ドル安誘導への思惑が強まって、ドル/円は111円後半までドル安円高が進んでいましたが、ポールソン氏が浮上したことから、急速にドルが買われ、112円後半まで戻しています。(22:00現在)
ポールソン氏は、ドルの信任を保つため、ドル高政策を維持するとみられています。
アメリカの財務長官人事は、急展開をみせることとなりました。

日銀がゼロ金利死守

東京市場の無担保コール翌日ものの金利が0.1%近辺まで上昇したことを受け、日銀が資金を供給するオペを昨日実施しました。今後もオペは予定されており、日銀は何とかゼロ金利を維持しようとしています。
しかし、外銀などが今後の金利上昇をにらんで資金の調達を急いでおり、日銀オペは格好の資金調達の場となっているようです。0.1%であれば事実上ゼロ金利は終焉しており、ゼロ金利は有名無実ということになります。ゼロ金利は当面、日銀オペで維持されるでしょうが、市場全体、特に外銀が資金調達の必要に迫られている状況下で、これからはどうでしょうか。
いずれ事実上のゼロ金利放棄となるか、日銀が空前のオペで対処することになるのか、世界のマネーの流れにも大きな影響を与えるのは確実で、要注目です。
日銀が死にもの狂いでオペを実施し続ければ株価持ち直し、円安。(そこまでやるのか?)
そこまでしなければ、株安、円高。  さて日銀はどうするか・・・?

2006年5月29日 (月)

きょう夕方、東京上空に戦闘機

意味があるのか、全然ないのか、全くわかりませんが、きょう夕方、東京・西部上空を戦闘機2機が順次、北西方向に飛んでゆきました。
ごう音が大きいため、多くの人が空を見上げていました。
以前航空自衛隊の基地を訪問したときの感じで推測すると、多分F-15ではないかと思っています。
ただの通常飛行であれば何のこともないのですが、日本の米国施設が攻撃される可能性があるという情報が2・3日前にあっただけに少し気になりました。

別の話ですが、中国が大型マンションの建設規制策を発表しています。
中国では不動産引き締めがこのところ強化されており、気になるニュースです。

2006年5月28日 (日)

へッジファンドが損失

東京は、この週末は雨模様でした。きょうの午後は回復してきましたが。

5月に決算を迎えるヘッジファンドに、かなり損失を出したところがあるようです。
金や原油が調整して、その際に損失を出したところ、ドルロングを長期でもっていて損失を出したところ、また反対に、一時108円台に突っ込んだドル/円でドルショートをかけていて112円後半に戻り損失を出したところ、さらに、新興国の高金利通貨や株式がクラッシュして損失を出したところと、多くの原因があるようです。
これだけ波乱の展開になると、資金がショートしてつぶれるへッジファンドも出るでしょう。
慎重な投資行動が必要な時期ではないでしょうか。

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『誤解の多いヘッジファンド投資(海外口座は不要)』2006.11.30.http://blog.mag2.com/m/log/0000218003/107981272.html?page=2&c=mon

『資産対策の意味』 2006.12.09.http://blog.mag2.com/m/log/0000218003/108016160.html?page=2&c=mon

『FRBとヘッジファンドの選択』 2006.12.16.http://blog.mag2.com/m/log/0000218003/108040903.html?page=2&c=mon

『ヘッジファンド選択の誤解』 2006.12.23.http://blog.mag2.com/m/log/0000218003/108065881.html?page=2&c=mon

『なぜヘッジファンドか?』 2006.12.30.http://blog.mag2.com/m/log/0000218003/108088728.html?page=2&c=mon

『ヘッジファンドの最低投資額』 2007.1.06.http://blog.mag2.com/m/log/0000218003/108106050.html?c=mon

『手堅いファンドは・・・』 2007.1.13.http://blog.mag2.com/m/log/0000218003/108129801.html?c=mon

『ヘッジファンド購入法の誤解』 2007.1.20.http://blog.mag2.com/m/log/0000218003/108155991.html?c=mon

『コンピューター自動売買システムとは・・・』 2007.1.27.http://blog.mag2.com/m/log/0000218003/108179125.html?c=mon

『海外投資と為替レート』 2007.2.03.http://blog.mag2.com/m/log/0000218003/108205748.html?c=mon

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東京法務局法人登記・日本FP協会AFP・東京中小企業家同友会員

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2006年5月27日 (土)

次期財務長官にエバンズ前商務長官有力

来月辞任の可能性が高まっているアメリカのスノー財務長官の後任として、エバンズ前商務長官が有力となっています。エバンズ氏は、ブッシュ大統領の長年の友人で、今回、休暇をブッシュ大統領と過ごす予定。WSJは、エバンズ氏が次期財務長官の最有力候補と伝えています。

ところで、エンロンの不正経理事件で評決が下り、レイ被告(64歳)に禁固45年(最長)、スキリング被告(52歳)に禁固185年が言い渡されました。
日本の感覚からすれば、事件の大きさを考慮しても事実上の終身刑は、ちょっとすごいな、という感じです。会計の信頼性が株式や債券の価値を判断する前提として重要なわけですが、この前提が揺らぐとアメリカの経済は成り立たないという意味なのでしょう。

2006年5月26日 (金)

WSJがスノー長官辞任の意向と報道

WSJがアメリカのスノー財務長官が辞任の意向、と報道しています。
日経も夕刊2面に掲載しています。
ブッシュ大統領は、辞任を否定していますが、今回は流れを変えることにはならないのでは、とみています。ドル/円は21:00現在、大きく動く様子はありませんが、今後はどうでしょうか。
アメリカでは、金利の大幅な引き上げが見込まれていて、これがもとでドル上昇となるのか、また一方で、へッジファンドが今回かなり損失を被っているのでドル安となるのか、とても微妙な状況です。
インド株が一転して急上昇するなど、新興国や資源国の通貨や株式も乱高下していて、上にも下にも波乱の展開です。

アメリカ、スノー財務長官辞任へ

アメリカのスノー財務長官が今年6月に辞任する見通しとなっています。
きょう付けのWSJ紙に掲載される予定ということです。
CNBCは既に長官の辞任見通しを報じているとのこと。
複数の共和党関係者が明らかにしたということで、今回は本物の情報のようです。
後任に複数の名前があがっていますが、一段のドル安要因となるかどうかは不明です。
ドル/円はファンダメンタルズ的にはドル安、テクニカルではドル高の方向にあります。
以前のドル安局面では完全にドル安要因であった長官の辞任話ですが、きょう実際に為替レートがどう反応するのかはわかりません。

2006年5月25日 (木)

日本株、神経質な動き

日本株は、上昇したり下降したり神経質な展開が続いています。
個人的には、昨年秋からすでに避難しているので影響はないのですが、投資を続けている方には神経が休まらない展開だと思います。
全体方向としては、同時多発テロ以降の世界的な過剰流動性が収縮する過程ですので、株にはよくないのがセオリーです。しかし、過剰流動性が残り火のように燃えたり消えたりするものですから、短期的にはどう振れるのかわかりません。
原油高から不況入りの景気循環ですので、セクターとしては食品や日常消費材などのディフェンシブセクターが、下落しても下落幅は、まだましと思われます。
微妙な勝負はあまりしたくない方は、私のように避難されるのが得策かと思います。機会損失はあるかもしれませんが。

ニュージーランドドルが上昇しています。しかし、これは三尊の右肩を形成しにいく過程と思われますので、私は参加いたしません。

様子見を継続・・・

オセアニア通貨が対円で上昇しています。
世界的な過剰流動性が収縮する過程では、こうした通貨からは資金が引き上げられる傾向にあるのですが、逆の動きです。テクニカルで当面の底を示していましたので、円買い/オセアニア通貨売りポジションはずして様子見です。オセアニア通貨への投資は短期ならともかくとしても、中・長期では、おすすめしません。

ドル/円も大幅上昇はするのですが、113円までは入ってきません(8:00現在)。方向感が定まらず、こちらも様子見です。113円半ばぐらいまでこないと、方向感がでないため、ドル買いもちょっとできません。超上級者は別として、わけのわからない中でわざわざリスクをとる必要もないでしょう。
昨日スノー長官辞任の噂がまたマ−ケットに流れたようですが、最近こうしたことが多いので、本当かどうかはわかりません。ただ辞任ということになれば、後任にドル安論者の人物の名前があがっています。昨夜の一時的なドル安は、この話と、アジアの中銀がユーロを買っているという観測でした。一夜明ければドル高の112円後半ですから、振り回されるだけですね。

東証マザーズの篠崎屋を最低単位だけ試し買いしてみていたのですが、大幅下落が続いています。
ディフェンシブな食品セクターであり、高い単価の豆腐を販売するモデルで、注目しているのですが、
2回目の業績下方修正です。
下方修正の中身が、減損などで純損失が拡大しただけなら、これは本格投資のチャンスかと思ったのですが、どうも本業の売り上げと、経常利益もあまり思わしくないようです。
保有が最低単位だけなので、売るほどでもなさそうで、こちらも結局様子見、と様子見ばかりとなってしまいました。

食品セクターといえば、以前、大手ビールメーカーの歴代社長2人とそれぞれ会話した機会があるのですが、1人は公家タイプ、1人は体育会系のがっしり系。見た目は違うのですが、ざっくばらんなおふたりでした。ただ、いずれの方の場合も、周囲に異を唱える取締役があまりいない様子でしたので、これは少し気になりました。業績は一時から持ち直しているようです。個人的に投資はしていませんが。

2006年5月24日 (水)

バーナンキ議長、インフレリスクに言及

バーナンキ議長がインフレリスクについて言及し、ドルは反発。
毎日目まぐるしい動きです。

CNBCの女性キャスターに情報を話した件については、判断ミスであったとして、今後は正規のルートで取材に対応する姿勢を強調しました。
やはり新しいバーナンキスタイルではなかったのですね。(以前のブログ参照!)
ちょっと失望です。FRBのトップとしては非常にまずい対応でしょう。
一時的にドル暴落を防げたとはいえ・・・。

2006年5月23日 (火)

アメリカ、欧州案に反対

イランの核開発をめぐって、イランが核開発をとりやめる見返りとして軽水炉提供に協力するという欧州案に対して、アメリカが強硬姿勢をみせています。再びイラン問題がクローズアップされることになってきました。
欧州案に対しては、イラン側も西側諸国は信用できない、として反対の姿勢をみせています。

ドルは、ユーロや円に対して大幅に下落。これまでのドル上昇ムードが一変しました。
一時112円90銭付近まで上昇していましたが、111円前半まで急落。
この変化には、なかなかついてゆけません。

アメリカは景気減速でもインフレで金利高というスタグフレーションの可能性が高まっていて、金利の上昇がドルの支援材料になるのか、ドル安要因となるのか、非常に微妙な情勢です。原油高は、今後1年から1年半をかけて実際の経済・産業界に影響を及ぼしますので、インフレが続く事はほぼ間違いはありません。(今仕入れた原油が今後製品となり、タイムラグを経て価格転嫁されてゆくためです。)新興国通貨に対しては、新興市場の動揺でドルは強いものの、ドルの価値が金利高に対してどう評価されるのかは非常にナーバスです。(7:40)

2006年5月22日 (月)

円安112円80銭・・・

午後4時現在、ドル/円は、112円80銭付近まできています。

円買いから、少し逃げたほうがよさそうです。

昨日のユーロ買いポジションは消えました。

新興国がまた動揺しているようです。

南ア・ランドが対ドルでかなり売られています。

ただ、アメリカの金利が今後かなり上がるとはいえ、これをドル高ととらえていいのか、

また高金利の通貨安のパターンなのかは、検討の必要があると思います。

2006年5月20日 (土)

円、ユーロ戻す

112円超までいったドル/円は、112円30銭まではいかずに111円台に戻しました。
また、1.27近辺で激しい攻防があったユーロ/ドルも1.27後半まで戻しました。
ユーロを買ったものの、急速に戻すまでは安心できない展開でした。
ある海外の方が、以前ドイツマルクは動きだすとしばらく同じ方向に動くくせがあった、と話していたのを思い出したのですが、一方でこの方は、今年3月ごろから、ドルの金利が普通に考えられている以上に上がる、とも話しているので、今後の方向については慎重にみています。
短期が円高・ユーロ高、その後がドル高ならベストなのですが、はたしてどうでしょうか?

原油に関して、以前ジャパンエナジーの社長(現・新日鉱)におもしろい話を伺いました。
休止した油田は、休止している間に油が地層を伝って逃げてしまい、再開したからといって油がすぐでてくるとは限らない、という話でした。また、良い油田はメジャーが押さえていて、たまに売りに出ると日本勢がババをひかされることが多いとのことでした。

2006年5月19日 (金)

FRB副議長にコーン理事

FRBの副議長にコーン理事がようやく指名されるようです。
バーナンキ議長は、住宅市場の減速は現時点では緩やか、という見解を示しましたが、アメリカではこれまでの住宅価格上昇のもとで、かなり無理をして住宅を購入した人(売却目的)が多いということです。バブル崩壊となれば、大きく価格が下落するのは避けられないでしょう。
そうなれば、東京にも影響は及びます。これまでのムードは一変することになるのでしょう。

ウオールストリートジャーナルに「米政権がドル安黙認」の記事がでてから、スノー財務長官や、アダムズ財務次官がこれを打ち消すことに追われています。
話がでてしまった以上、世界的な不均衡を為替で調整するとは言えないのでしょう。
フランスもこれを機会とばかりに、ユーロ高ドル安についてアメリカに噛み付いていますし。
いいか悪いかは別として、フランスはこの辺のタイミングの使い方は、日本より上手ですね。
日本は、アメリカから中国の為替操縦国認定見送りについて、発表の少し前に事前連絡をしてもらって
アメリカに恩をもらった形(谷垣財務相との電話会談があったとか、なかったとか)ですからね。見送り決定に、日本の事情が考慮された(円高回避)とは思えませんが。
きのうも、スノー財務長官に為替のコメントは最小限に、とコメントされていますし。

2006年5月18日 (木)

再び新興国がクラッシュ

持ち直すかにみえた新興国の株式、通貨がまた急落しました。南ア・ランドやタイバーツのほか、中南米のブラジル・レアルなども波乱の展開となっているようです。
世界的な過剰流動性は、米・欧・日の利上げで収縮の方向にあり、新興国はクラッシュの様相をみせてきました。
弱いはずのドルが、新興国のクラッシュで持ち直すという皮肉な状況です。
ドルの母国回帰現象が今後も進めば、ドルは対新興国通貨で強くなる展開です。しかし上下動は激しいです。

ドル/円やユーロ/ドルは予想しにくい展開です。
ドル上昇のきっかけは、フランス財務相発言ですが、FRBが今後も利上げを継続せざるを得ない状況が意識されてきているのか。アメリカでは金利の上昇で「海外投資よりドル預金」的な状況とのことです。ドルで生活している人は、あまり為替レートは意識しなくてOKですから。

2006年5月17日 (水)

コレクション落ち着くか

新興国の通貨・株式と原油や金などの商品の世界的なコレクション(調整)がおきていましたが、
少し落ち着きつつあるようです。ユーロや円も対ドルで持ち直しています。
今回のコレクションのケース、ドルが無条件に買われました。
腐っても鯛の基軸通貨、ドルが、新興国の通貨に対してだけでなく、ユーロや円に対しても強い現象です。しかし、ユーロや円に対してドルが強くなるのは迷惑な話ですが・・・。
次回のコレクションでは、新興国通貨売り、ドル買いのポジションも少し加えて準備し、のぞみたいところです。

ユーロ/ドル(買い)や、ドル/スイスフラン(売り)は、ここ1ヶ月ぐらいかなり上昇して、テクニカル的に調整のシグナルもでているのですが、立ち直っているようです。(7:00現在)

日本株は新興市場の調整がきついようです。主要国の金利上昇で株式の調整は避けられません。
製薬会社の株など、ディフェンシブな銘柄が高い状態も、調整局面を示しています。
米国などでは、定期預金の金利がかなり上昇していて、株から定期預金に資金を移す動きもあるようです。

2006年5月16日 (火)

福井総裁は巧みに利上げ観測牽制

それと、きのうの日銀の福井総裁は、巧みに6月ゼロ金利解除観測を牽制しました。しない、とは言わず、可能性は完全否定ではないのですが、たぶんないということを巧みに講演で伝えています。
一方で、日米の今後の利上げを意識させる話もしており、福井総裁はあなどれない存在であることを示しました。(7:30)

世界的なポジション調整

インドネシアの通貨(金利は2ケタ)が暴落を始め、どのような展開になるのか注意していたのですが、世界的なポジションの解消で原油・金など商品が下落したほか、新興市場の通貨・株式も大きく下げました。ここまでは予想どおりなのですが、米国株が下落してドルは対ユーロや円で調整するかと思いきや、米国株は上昇、ドルは他の主要通貨に対しても大きく買われました。
新興国通貨に対してだけドルが上昇するのではなく、ユーロや円、スイスフランなどに対しても大幅に上昇。これまで積み上がっていたポジションが解消される流れとなり、大規模なポジション調整が起こりました。ユーロ買いは、かなりのダメージです。
また、ウオールストリートジャーナルに「米政権がドル安黙認」という記事がでてしまったので、
ドル安誘導が完全に表にでてしまい、変な展開となっています。
ここからさらにユーロが調整するのか、調整終了なのか、気をつけたいところです。(7:00)

2006年5月15日 (月)

福井総裁の講演は・・・

日銀の福井総裁の講演が注目されています。
特に海外市場で観測が強まっている6月ゼロ金利解除説について、どのような言及があるのか?
常識的に否定すれば、円安要因ですが、もし仮に何も言及しなかったり、肯定的な話があると、急速に円高が進む事になるのでしょう。
先週来のNY市場では、為替・株式ともにリスク回避の姿勢が強まっているようです。

福井総裁の講演は///

2006年5月13日 (土)

ドル/円、怒濤から乱高下

昨日のドル/円はNY時間、激しい動きでした。
怒濤の円高で109円前半までいったものの、3月の米貿易赤字が620億ドル(市場予測670億ドル)となり、一気に110円60銭近辺までドルが急激に上昇、しかし、その後は、ずるずる下落し、結局110円を少し上まわる水準で引けました。
ユーロ/ドルは1.29を上回り、高い水準ですが、ドル/円はそれほど円高感が強い感じでもありません。ドル調整による円高見通しは強いものの、一度戻すのか、このまま行くのかは少しわかりにくい展開です。
モルガンスタンレーがオージー/円の売りを推奨したようですが、オージーは資源高で財政状態も改善し、なかなか手堅いです。大局的な流れでは、主要国以外の通貨はいずれ下落する方向にあり、個人的には、4月に少しだけオージー売り、円買いを試して放っているのですが、ようやくプラスになってきたばかりで、はっきり言ってなかなかしぶとい感じです。おすすめなのかどうかはちょっと・・・?

日本株は調整色を強めています。
原油高からコスト増で不況へと向かう景気サイクルですから、株式はおすすめしません。危ない橋をわざわざ渡ることもないでしょう。世界的な過剰流動性は、先進国の足並みをそろえた利上げで、縮小へと向かっています。強気だった外資の日本株見通しは見直されるでしょうか?

2006年5月12日 (金)

日本株も調整

米国株の下落に続けて日本株も大幅下落(9:50現在)。
株式は、FRBが利上げを一時停止してまた利上げを再開しても、利上げ継続としても、いずれも金利高で不況となるサイクルです。以前のコメントと同様ですが、個人的には去年秋から日本株から避難しています。過剰流動性相場はリスクが大きく、危険です。

クウェート、対ドル切り上げ

クウェートが通貨ディナール(対ドルぺッグ)を対ドルで1%切り上げました。
サウジやカタールは追随切り上げを否定していますが要注意です。
米ドル債の入札で外国中銀の慎重姿勢が目立ち、ドル資産離れの徴候を示しています。
一時1.26後半まで調整したユーロ/ドルは急速に切り返し上昇。

クウェート、ディナール切り上げ

クウェ−トがドルぺッグ制の通貨、ディナールを対ドルで1%切り上げました。
サウジやカタールは追随を否定しているが、要注意。
米国債の入札は、外国中銀の慎重姿勢が顕著で、ドル資産離れの強い傾向。
一時1.26後半まで調整したユーロ(対ドル)は急速に切り返し上昇。
FOMC直後の反応は一時落ち着いたものの、また変動の兆しがでてきました。

2006年5月11日 (木)

FOMC声明は肩透かし

FOMC声明は、市場の期待ほどではなく、少し肩透かしなものとなりました。
「当委員会は、インフレリスクに対処するため、ある程度の一段の金融引き締めが依然必要になる可能性があると判断している」という部分について、市場では、今回変更が加えられるか削除されるのではないかとみて利上げ打ち止めを予想し、ドル安、米国株高の動きだったのですが、この部分の表現はそのまま残りました。議会証言からは少し後退した感じです。
この判断はドル暴落を避ける意味では賢明なわけですが、この表現が変更されるとみて一段のドル安を期待していた向きにとっては肩透かしとなりました。
バーナンキ議長もドル暴落のリスクを避けたのか・・・。
FRBは利上げをやめられないかも・・・。

きょうは、これまでドルを売れなかった輸出企業が、FOMC通過でドル売りを始める可能性はあるものの、ドルの一段安を期待してポジションを積み上げている側は、少しはしごをはずされた感じでしょう。あるかもしれなかった、FOMC直後の怒濤のドル売りは、今のところ不発だったわけです。
個人的には、早朝にポジションを一度減らしたうえで、少し様子見です。
中期的にユーロ高は続くとみていますが、シカゴIMMのポジションが、かなりユーロ買い/ドル売りに片寄っていますので、短期的には調整があるかもしれません。
ただイラン情勢が、日本のメディアの報道量以上に緊迫している感じがありますので、こちらはドル安要因です。ブレア首相が記者会見でアメリカのイラン核攻撃を否定したり、プーチン大統領が講演で、アメリカのイラン攻撃を牽制したりしている状況です。

2006年5月10日 (水)

一夜明ければ・・・

昨日はユーロが対ドルでかなり調整しました。一時的には、かなりきつい調整であったのですが、その後上昇に転じ、一夜明ければまずますのレートに戻りました。
東京市場は朝から小動きとなっています。(11:30現在)

いよいよ今夜から明日未明にかけてFOMC相場となります。
はたしてFRBのバーナンキ議長はどういった姿勢を示すのか・・・。
今回のFOMCでは、市場の予想に反する結果はでないと予想します。
やはり利上げの一時停止を示唆するのではないでしょうか。
(かなり先の話は、また別として・・・)
ユーロ・円が対ドルでどのような動きをみせるのか、関心が強まっています。

2006年5月 9日 (火)

米大統領支持率、過去最低に

アメリカのブッシュ大統領の世論調査による支持率が、過去最低の31%に。
窮地に陥ったブッシュ政権は、果たしてどのような方向へ進むのでしょう。
市場では5月10日のFOMCを控え、これまでのユーロ買いに対するポジション調整の動きがでています。バーナンキ議長が6月以降の金利について、どのような姿勢を示すのかが注目されます。
また、同じ5月10日に米財務省が中国を為替操縦国に認定するのか、見送るのかも焦点の1つです。
イランから受け取った書簡に対しては、世界の懸念に何も答えていないとして、アメリカ側は否定的な反応をみせています。

2006年5月 8日 (月)

世界的な格差社会の巻き戻し

フランスでのデモ、ストに続き、イギリスでは与党労働党が統一地方選挙で敗北し、ブレア首相が窮地に。
また、移民問題などで揺れる米国では、ブッシュ大統領がオクラホマ大学の学位授与式で、「(君たちの方が先輩たちより)初任給が高くなる」などと講演。
アメリカでも格差社会が問題となっていて、ブッシュ大統領の支持率は低迷、こういった講演がなされるほど国民の不満は高まっている。
アメリカでも企業の業績は好調な一方で、中流・下流階層には、ほとんど恩恵がない状況なのです。
こうした状況下で、アメリカがなりふり構わずドル安政策を進める可能性については備えなければならないでしょう。
日本の国民は従順で、格差社会に異議を唱える声は小さいですが、世界的には格差社会の巻き戻しが起きているようです。

2006年5月 6日 (土)

やっと円高

大型連休の最終取引日になって、やっと円高になりました。
米中央情報局(CIA)のゴス長官が辞任を発表。詳細はまだ(6日早朝現在)明らかになっていませんが
ブッシュ政権にとってあまり良くないことでしょう。
米国のアダムズ財務次官が、「介入を避けることが妥当な措置」とインドでコメント。
おそらくこれが米国の本音でしょう。G7での世界的不均衡の是正について、このところ火消し発言が相次いでいましたが、ドル暴落は困るが、ドル安は歓迎で、日本が介入に乗り出すのは困るという意味でしょう。
アジアの中央銀行が、このところ自国通貨高を押さえるためのドル買い介入を行っていますが、米国財務次官のコメントは、日本の介入への強い牽制球とみています。
谷垣財務相が米国の真の意向を誤解し、世界的不均衡の是正は為替で調整しないという表向きの火消し発言を正直に受け止め、行動(介入)しないようにクギを刺したと理解しています。
とはいえ、ドル/円は一時114円まで上昇したあと、112円に下落するなど変動が激しく、一本調子の円高かどうかは要注意です。決着は、5月10日のFOMCでバーナンキ議長がどのような見解を示すのか、利上げを今後どうするのかが注目されます。

2006年5月 5日 (金)

ECB、6月利上げへ

欧州中央銀行=ECBのトリシェ総裁は、インフレの動向を強く警戒するとして、6月に利上げする方針を示しました。ヨ−ロッパでは、景気の強さを示すデータがドイツ・イギリスなどで相次いでいて、物価の上昇を防ぐため、6月に0.25%の利上げを行うことが、ほぼ確実となりました。
これを受けて、ユーロ/ドルは、1.27を突破、スイスフランなど欧州通貨も対ドルで上昇。
このほか、トリシェ総裁は、G7の内容にはドルの調整は含まれていないと発言。
同じ日に中国も「為替について他国の指図は受けない」とコメントするなど、G7で世界的不均衡問題をめぐり、ドルの調整が話し合われたのではないかとする見方を否定するコメントが各国から相次いでいます。
しかし、日本の谷垣財務相を含め、各国が一斉に足並みをそろえてコメントを出す不自然さは際立っています。NY市場ではユーロが大幅上昇しました。

2006年5月 4日 (木)

連休の円高はまだなし・・・

5月の連休中に急速に円高が進むケースがこれまで何回かありましたが、今年はいまのところ(20:00)平穏です。
きょうの主なニュース。
米財務省は、税収が堅調なことから、50年債の発行を計画していないことをを明らかにした。
日・中・韓の財務省会議がインドで開かれ、アジアの地域通貨単位の検討をさらに行うことで合意。
ユーロ圏のサービス部門購買担当者景気指数は、4月が58.3となった。
あと、谷垣財務相が世界的な不均衡の解消策について、為替が主ではないという趣旨の発言を繰り返しているのが目につきます。
日本の景気が良かった年の春先は、あまり円高にならないケースが多いようですが、このまま円高がないのもすっきりしない感じです。さて連休後半は・・・

2006年5月 3日 (水)

連休スタート

おはようございます。東京はきょうは快晴です。
FRBのバーナンキ議長が議会証言の火消しに追われています。
議会証言は、利上げを一度停止する可能性ですが、わかりやすい表現です。
火消し役は、熟練経済記者かと思いきや、CNBCの人気女性キャスター、マリア・バーティロモ氏とのこと。質問:議会証言を市場やメディアは正しく受け止めたか?バーナンキ議長「ノー」。
日本で例えれば、日銀の福井総裁が安藤優子キャスターに経済の核心情報を話すようなもので、ちょっと考えにくい展開です。今後、これがバーナンキスタイルとして定着するのなら話は別ですが、
G7以降、112円30銭台までドルが下落する(対ユーロも)ような状況がまずいということでなら、変な対応でしょう。

2006年5月 2日 (火)

イラン/イラク緊迫か

イランとイラクが、国境のクルド人地域で緊迫化しているようだ。
中東のアルジャジーラは、イランがクルド人地域で軍を召集している、と伝えた模様。
イラク国防省は、イラン軍が4月21日にイラク領内に侵入してクルド勢力を攻撃した、と非難しており、情勢は緊迫化していると思われる。
金価格の異常な上昇は、世界的な過剰流動性が背景にあるものの、このイラン・イラク情勢に反応していたのではないか、とみています。

2006年5月 1日 (月)

円高!襲来

きょうは書き込み遅くなりました。
ドル/円は、113円ブレイクから112円30銭台まで、泊力がある展開でした。
23:20現在、戻して112円80銭台です。
この円高と、1年から1年半のブランクで景気に影響を与える原油高のダブルパンチ。
日本経済には、かなり影響が出るでしょう。
以前も書き込みましたが、景気楽観シナリオは、実現不可能とみています。
きょうは大変な展開でお疲れさまでした。
(しかし、クロス円で他の通貨が動かないのが異常な感じです。ドル独歩安とはいえ・・・。)

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